【中華そば】志のぶ 支店 (二十人町)【宮城・仙台】
昔は友人が出たり手伝ったりで二日間街中うろちょろしまくりだったのですが、最近はそういうこともなく、ちょっと聴いてみようかしらといった感じで参加しています。
音楽っていうかお祭りみたいなのが好きなのかな・・
他にも、勾当台公園と市民広場でやるような大きいイベントとかの時はお酒を飲んで回ることが多いのですが、お医者さまに「肝臓が悪くなってるから禁酒!」と言われてしまいましたので飲みません。飲まないとなれば車移動でいいか・・ということで車で街に出てきました。
いやあ。
楽天の試合もあったんですが、日曜日の仙台駅周辺って駐車場ないのね!!
やっとこさ見つけたのが、アンパンマンこどもミュージアムの裏みたいなとこ。
そして駐車場に入れてすぐ火を吹く私のスマートフォン。グーグルマップに「ラーメン」と入れる選手権世界ランカーなので一ある瞬で近くにあるラーメン屋さんをはじき出します。
仙台駅って久しぶりに来た気がします。仙台駅に用事ってあまりないというか・・
地下鉄泉中央駅が最寄りのステーションなわたくし、国分町に出かけるとなっても、勾当台公園か広瀬通で降りてしまうし、プロ野球楽天ホームゲームに行くとなったら地下で乗り換えて宮城野原まで行ってしまうため、仙台駅周辺ってあんまり近寄らなくなったものです。
東口なんですかあれ!!ほっそい通路とゲーセンとZEPPだったのに!!なんかものすごい近代的な感じになっちゃってんじゃないですか!!
仙台駅トークは置いておきまして、最寄りのラーメン屋さん。
志のぶ支店!!
昔、荒町にいた時は本店の方にお邪魔してましたが・・こちらにも支店があったのですね!!
Sstyleだったかな、去年のカレーと中華そば特集で見開きを使っての記事がありましたね。「志のぶさえあれば」というコピーが頭にこびりついております。ひいー、食べたくなって来ちゃったな!
というわけで車を降りて歩いて2分くらい。お店に到着しました!
新しい感じ・・?
目の前に2台くらいは停められるみたいです。
中が見えない系のお店は苦手ですが、ラーメン屋さんなのでぐいぐい行きます。おじゃましまーす!!!!
綺麗な店内、厨房も無駄なものがなく、丁寧なお仕事が見られます。好き!
テーブル席が3つとカウンター6−7席かしら。テーブルにはご家族1組と会社のお昼かなあ、スーツの方2人が座っていて、カウンターにも2人。お昼時にヒットしてしまったので混んでるかなあと思いながら入りましたが、カウンターに座りました。
ご高齢の男性と女性、お若い男性と女性が、流れるような連携を見せております。
夫婦でじいちゃんばあちゃんからお店を継ぐのかなあ、わかんないけど。いいなあー・・
何にするか決めてなかった。
メニュー潔い。こういうのがいいんだよなあ。
あと安っ。
普段だったら中華そばだけど。なんかワンタン麺行きたくなるシステムよねえ。
ワンタン麺おねがいします!
注文が終わってしまえばあとは虚無となりてただ着丼を待つばかり。ぼーっと店内を見ます。
駐車場あるって!やったー!車の人も行きやすいですね!
たまにコインパーキングに駐車してまでお目当のラーメン屋さん行くことあるけど、600円のラーメン食べるために駐車場に400円払ってる時とかあるもんな。
仙台の街中は、30分100円じゃなくて60分200円システムだったりするから、61分になったら400円なのよねー・・
それでも食べたいんですけどね!!
さてそんなこんなで私の前に入店されてたご家族。冷やし中華とワンタン麺ですねえ、いいねえ、パパと分けっこ。
冷やし中華かあ、そろそろ終わるもんねえ・・
しみじみ季節の移り変わりに想いを馳せていると、私の番にになりました。15分くらいかな。
ワンタン麺 これぞこれこれ系といった完璧なトッピング
これこれ系(これこれ系の説明はこちら)だ!!!!
今回はもう、やれスープがうまい、やれ麺がうまいなんて言いません。
このラーメンはすごい。ラーメンっていうか、中華そばだけどね。
この中華そば、なにがすごいかって、スープも麺も具も、何もかもが、ちょうど平均点みたいな感じなんです!!
好みが分かれるようなクセがあるわけじゃないし、じゃあ物足りないのかと言われるとそんなことはない、絶妙なスープ。
コシがあるわけでもないわけでもなく、硬いわけでも柔らかいわけでもない細めの麺。
そして具のみなさん。それぞれが、主張するわけでも、ただ脇役に徹しているわけでもない。固くも柔らかくもなく、味が濃いわけでも油っぽいわけでもないチャーシュー、メンマもそう。そしてつるつるで無駄なものが入っていないワンタン。
なんていうんでしょう。いい意味で特徴がないんです。
それでいてこれこれ、これが食べたかったんだよ、これぞ中華そばだよね、懐かしいなあ、昭和の味だなあと満足いく一杯に仕上がっているんです!
そしてこれ、⭐︎3つにしたんですけど、本当に真ん中なんです。なんていうんだろう、意味的には⭐︎5の上の、敬意を評しての⭐︎3なんです、ただうまいまずいじゃなくてえ、う、うわあん語彙力ぅ〜
多分だけど、嫌いな人いないんじゃないかな・・
家系とかだと苦手な人いるけど、「どうしても志のぶだけは受け付けねえんだ!」っていう人はいないと思う。
近所にあったら年100日通ってる気がする。飽きそうなジャンルなのに、多分飽きない気がする。癖がないから、毎日食べても飽きない気がする。
ただ、ラーメンの話になったときに、「めっちゃ絶品だかみんな食べに行ってよ!」とはならないというか。話の種になるような、強烈な記憶ではないんです。体に染み込む記憶っていうか。
そういえば「懐かしい」って感覚って、そういうものじゃないですか?
今、書いていて思ったのが、「懐かしの中華そば」ってあるけれど、地域によって「懐かしの中華そば」の味って若干違うじゃないですか。秋田だと甘めのしょうゆ使うから宮城の人からするとちょっと変わった味だなってなるっていうか。
仙台の「懐かしの中華そば」の味って、「志のぶ」です。
なので、3回目以降の仙台旅行の際におすすめします。
1回目は牛タンいくんでしょう。2回目はお好きなラーメンをどうぞ。仙台っ子もいいですし、駅周辺には結構有名店揃ってますからね。
そして、3回目以降に「志のぶ」を。
はー・・
「志のぶさえあれば」か・・
ほんとうにそう。一文字も外してないな。
糸井重里が考えたのかな。